世の中のお金の仕組みがわからない、お金の流れについて何も知らずに社会人になってしまった。。。
経済学部に入ったけど経済のことが全くわからない、、
そんな人はいませんか?
これから、経済の基礎をまるで漫画を読んでいるかのように簡単に学ぶことができる本を紹介していきます。何も知らない分野を学ぶ時は簡単な本から読んでいきましょう!
池上彰のやさしい経済学1しくみがわかる
経済や経営などの専門書になるとどうしても堅い表現で理解しづらく、難しい…と敬遠しがちな初学者に向け、興味を持ってもらえるようにと様々な工夫がされています。
池上彰さんが学生を対象に行っていた講義を基に作られた本で、講義形式で書いてあり、やさしい言葉で理解しやすくストレス無く経済の基礎を学ぶことができます。
内容は、経済とはなにか?貨幣の誕生、アダムスミスやマルクス、ケインズなど有名な経済学者がなにをしたのか、また、TPPの課題
- 経済という言葉は「経世済民」の略で、「世を治め民を救う」という意味だ。
- 昔の日本では、物々交換の仲立ちとして稲や布が使われていた。現在でも、稲は値段の値として、布は紙幣の幣として残っている。
- 昔の中国では、「子安貝」という貝がお金として使われていた。現在でも、お金に関する漢字には貝という文字が残っている。たとえば、買い物の『買』、貴重品の『貴』、貯金の『貯』、財産の『財』、資本の『資』などの漢字に残っている」
細かく書いていないですが、この本を読むことで経済ににつてある程度イメージができるようになると思います。
私もこの本を最初に読んだおかげで他の本を読むときに理解しやすくなったので、はじめの一歩に最適の本だと自信を持って言えます。また、ビジネスパーソンのみならず、学生さんや主婦の方など世代を問わずどなたにでも読むことができると思います!
ぜひこの機会に一度手に読んでみてください
池上彰のやさしい経済学 (1) しくみがわかる (日経ビジネス人文庫)
池上彰のやさしい経済学2ニュースがわかる
やさしい経済学1が主に経済の原理を扱っているのに対して、本書はいわゆる応用編となります。やさしい経済学2から読み初めても、特に問題なく読むことができますが1巻から読む方がしっかり基礎を学べると思います。
内容はインフレとデフレ、財政政策と金融政策、バブルの発生と破綻、円高と産業空洞化、社会保障と税、リーマン・ショック、戦後日本経済史など。
インフレ、デフレってなに?なんでバブルが生まれるの?
リーマンショックってなにが起きたの?将来年金はもらえるの?消費税はどうなるの?など、さまざまな疑問を本書が基礎的なことは解決してくれます。
著者が池上彰さんなのでどちらの本も非常に読みやすく初学者向けになっています。経済をサクッと学びたい方におすすめです
池上彰のやさしい経済学 (2) ニュースがわかる (日経ビジネス人文庫)
知らないと損する 経済とおかねの超基本1年生
この本は『人生において大きな損をしないために経済のしくみを正しく知ろう!』
という目的で作られています。そのため、身近な事例をあげて解説されているので非常にわかりやすくなっています。
著者である大江英樹さんは証券会社で38年働き、多くのお客様に相談やセミナーを通じてお金のアドバイスをしてきた方です。上記で紹介した池上彰さんとは、また違った読みやすさがあります。
本書の構成は
『経済とおかね』の話から始まり
- 消費(お金を使えば給料は増える)
- 投資(お金の増やすしくみ)
- 金融(お金のな流れを知る)
- 貿易(モノやお金の交換をする)
- 財政(国家が破綻するとき)
と5つの章がメインで最後にあなたが人生で損をしないためのポイント
となっています。
”損をしたくない”と思う気持ちが”損を呼び込む”
なにかを選ぶ時には必ず基準が必要ですよね?その基準は人それぞれですが唯一共通している事がある
本書ではそれを『満足度』と表しています
満足度は”金銭的”、”精神的”に何らかの利益を得ることによって高まる
一方で損をするとそれは下がる。おもしろいことに、人間は損をする事を異常に嫌うのです
心理学の実験によると同じ金額で比べた場合、損をしたときの痛みの大きさは得をしたときの喜びの2~2.5倍だそうです。
つまり、同じ金額であっても10万円得する喜びより10万円損する悲しさの方がはるかにでかいのです。
ようするに、
ギャンブルで勝った時の喜びより、負けたときの悲しみの方が
大きいってことですよ、、、、(泣)
他の内容は『家を買うのが得か、借りるのが得か』、『金余り”というけれど、私たちのところにはお金が来ない!?』、『なぜ、貿易が必要なのか』、『買い物は選択肢が多くない方がいい』、『世の中にはうまい話はない、ってホント?』
など、なかなか興味深い内容の話も出てきます。
経済や金融などの分野は日常生活で必要になってくる知識です。今からでも遅くありません、学ぼうと思った時にサクッと学んでしまいましょう。今後の人生に必ず役に立つはずです!
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