日本語で論文やレポートは書けるけど英語では書けない、アカデミックライティングが難しい!という方が多いと思います。
そこで、この一年で読んだ本の中で役に立ち、なおかつ使いやすかった英語ライティングの参考書を紹介していきます!
The ELEMENTS of STYLE
こちらの本は米国で英作文の古典的名著とされていて、アカデミックライティングを勉強する時に一冊目としてに読むのに適した本ですね。
わたし自身、論文や授業での課題・レポートを英語で書くことが多いので、書くときのルールや書き方を学びたかったのでこの本にしました
構成
ページ数は60pほどで非常に薄い本です。
- INTRODUCTORY
- ELEMENTARY RULES OF USAGE
- ELEMENTARY PRINCIPLES OF COMPOSITION
- A FEW MATTERS OF FORM
- WORDS AND EXPRESSIONS COMMONLY MISUSED
- SPELLING
- EXERCISES ON CHAPTERS 2 AND 3
という7章でできています。
2章と3章は重要なことが多く書いてありますのでここはしっかり押さえとく必要があります。
受動態より能動態を使う
受動態より能動態を使うというのは、英語でエッセイなど書くときに必ずと言ってもいいほど教わると思います。
受動態で書いてしまうと、どうしても能動態より弱く感じてしまうのです。能動態で書くことにより直接的で力強く伝えることができると考えられています。
例えば、この本の例を用いると
My first visit to Boston will always be remembered by me.
初めてボストンに訪れたことは私によっていつまでも思い出される。
一方で能動態で書くと
I shall always remember my first visit to Boston.
初めてボストンを訪れたときのことを私はいつまでも忘れないだろう。
この例でわかるように、後者のほうが直接的で、簡潔でありなおかつ理解しやすい文になっていると思います。
肯定文で記述する
文を書くとき言い抜けやはぐらかしの手段として not を使ってはいけない。
そういうことにnot を使ってしまうと、言いたいことがはっきりしない、文が単調だったり、あいまいな文なってしまいます。
したがって、notを使わずに明確な主張をする必要があります。
He was not very often on time.
彼が時間を守ることはあまり多くない。
ではなく
He usually came late.
彼はたいてい遅れて来る。
と書いたり。あるいは
He did not think that studying Latin was much use.
ラテン語を学ぶのがそれほど役に立つとは彼は考えなかった。
ではなく
He thought the study of Latin useless.
ラテン語を学んでも役に立たないと彼は考えた。
と書いたりします。
上記したことは書かれていることのほんの一部にす過ぎません。これ以外にも用法の原則や、文章構成の原則などさまざまなことが書かれています。
初めの一冊として読んでみてください。
The Elements of Style, Fourth Edition
On Writing Well
こちらの本も米国で人気のある超定番の超必読書です。
この本は古いですが現代の書き方や、スラング、さらには新しい単語などもしっかりカバーしているのでかなりの良書だと思います。
ページ数は300pほどあるので初めて洋書を読む人には大変かもしれませんが比較的読みやすく、有益な情報が多く書いてありますので、英文の書き方を学ぶのと同時にリーディング力も鍛えられます。
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